SONY SmartWatch3 SWR50を使ってみて8ヶ月目のレビュー ソフトウェア・個人的な意見編
前回に引き続き、SmartWatch3 SWR50 (以下、SW3と呼称)のレビュー。今回はソフトウェア編と称し、機能や使い勝手、また、個人的な意見などを主に書き連ねていきたいと思います。
できることは?
これを買って何ができるのか。一番気になるところではないでしょうか。
基本的にスマホの機能を縮小したことや、通知の受信、ブラウジングやゲームなどもできます。
Google Keepに保存したメモの表示。
買い物の時などに、スマホをわざわざ取り出すことなくメモを確認できるので便利です。
こちらは「Web Browser for Android Wear」というアプリをインストールすることで利用できます。
スマートフォンで見ているwebサイトをウォッチ上に転送したり、ウォッチ単体でも音声検索やスマホのブックマークからwebサイトを閲覧することができます。
最近のアップデートにより、ウォッチ単体でのアルファベットの入力で検索することができるようになりました。
なんとリバーシなどのゲームも
小さいながら、COM戦や2人プレイなども利用可能です。
COMの強さ、盤面の大きさなども指定することができ、なかなか凝っています。
負けました....(涙目)
最近ではIngressなども利用可能になったようです。
LifeLogに関しては、ウォッチ上では、目標達成の通知だけ確認することができます。歩数などアクティビティは、スマートフォンとのペアリングが解除されていても記録されますので、ウォッチのみ着用してランニングするような場面でも、しっかり記録されます。
使っていて思うこと
8ヶ月も使用し、慣れや愛着も出てきました。しかし、気になるところがあります。
たまに異常に発熱し、バッテリーがなくなっていることがある
これまで4、5回程度、異常に発熱し、バッテリーがない!などとなるケースがあります。
腕から外し、カバンに入れている時にも起こるのですが、これは時計としてもガジェットとしても致命的な欠陥です。私の個体が初期不良なだけかもしれませんが...。
このような事象が頻発するようならば、一度SONYに送りたいと思っています。
画面が黄色い 視野角が狭い
これもあまりよろしいものではありません。
時計として使用するのに、視野角は重要だと思うのですが、小さい文字などは白飛びしてしまうことがあります。
時計面など大きな数字を見るときはあまり問題ないので、こちらは使い方によりそうです。
画面が黄色い点は、どうしても気になってしまいます。
(常時点灯時)
常時点灯の際、画面が黄色く点灯することが影響しているのでしょうか。わかりませんが、もう少し白っぽい液晶のほうが個人的には好みです。
傷はつきにくい
SW3を購入する際、保護フィルムも購入しようか検討しましたが、結局購入せずに使っています。が、傷はまったくついていません。
やはり腕時計は傷がつきやすい使い方になってしまうと思うので、ここは評価できるところ。
まとめ。 これは 買い か?
Android Wearを体験するのに、SW3は国内で販売されている端末では筆頭にあげられる端末だと思います。
競合する他社の端末を使ったことはありませんが、SW3に関して言えば、まだまだ未成熟、未完成であると言えます。
電池持ち、ディスプレイなどのハードウェア的な要因や、コンテンツ不足などの問題によるものです。
Android Wearというものが出始めということもあり、最近はウォッチフェイスやアプリなども増えてはきましたが、まだまだといった印象を受けます。
やはり、明確にこれが使いたい!という目的がある方、実際に触れてみて、ほしい!と感じた方以外は、購入を控え、後継機や他社の端末を待ったほうがいいのではないかと感じました。